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★ ケアンズの街へオオコウモリ探し ★ ['04/07/30 その1] 今朝も6時前後に起きてみるが、やっぱり暗かった。赤道から遠い温帯の日本では夏は日の出が早く日の入りが遅く日が長い、冬はその逆で日が短く春夏秋冬がはっきりしている、赤道に近い年中常夏の国々は日の出*も1年中早目かと思っていたが、そうではないらしい。 今日の予定は午後から「どきどき夜行性動物探検と土ぼたるツアー」、午前中はフリーなので、初日にバスから見たオオコウモリを探しに行くことにする。いっしょに行くという子ども達を連れ、3人でホテルのバス8時に乗車しケアンズの街中へ向かう。昨日までホテルの送迎バスの中から何度か観察しているので、今日はしかっり目印を覚えておいて、徒歩で戻ってくればいい、また言葉が通じれば運転手にそこで止めてもらって下車するのもいいかもしれない。街中までの約10分、窓側で目を皿にして探すが.....え?え?....今日に限って見当たらない。風景も違ったことから、別のルートを通ったのではないかと思われた。
終点で下車し、白い建物の記憶を地図に重ね合わせ、警察署等役所関係の建物を捜し求め、中心から南側へ向かうが目当てが見つからない。今度は北側方面へと歩き出す、そう長い距離ではないが子ども達が飽きてきたようなので、広い公園*で休ませ、キュウリの大親分のような実*を取ってあげ、気分転換をさせる。帰りのバス時間もあるし、疲れも見えてきたので引き上げる潮時かなと判断し、街中に戻り始める.....と、歩き回っても見つからなかったオオコウモリの飛ぶ姿を発見.....\(^o^)/
目印にしていた白い建物は、図書館、それも街のど真ん中.........(*^_^*)
樹下で間近に、中央分離帯に陣取ると日当たりがいい梢付近にいる個体もじっくり観察できるし、撮影もばっちり。子ども達と代わる代わる撮影シャッターをばしばし押した。デジカメなんで限りなくシャッターを切り過ぎ、後日編集するのに時間がかかる....うれしい悲鳴!
道行方々は全く気が付かないもんだなと思っていると、アジア系のカップルが首から双眼鏡をぶら下げ、望遠レンズのカメラを手にして、我々の近くにやってくるではないか。昨日の夕方、オナガテリカラスモドキ(Metallic Starling)等のねぐらを観察していた方々のよう。日本人でないようなので「フルーツバットがいるよ」と片言英語で話しと、ぺらぺらぺらと何か話し返してくれが意味不明、何気なくわかったのは香港から来たらしいということだけ。
午前中はオオコウモリ観察一色ではあったが、野鳥は毎度の種類イエスズメ(House Sparrow)、カバイロハッカ(Common Myna)、オーストラリアクロトキ(Australian Ibis)、ズグロトサカゲリ(Masked Lapwing)、ツチスドリ(Magpie-lark)、オーストラリアイシチドリ(Bush Stone-curlew)、ダイサギ(Great Egret)、ミサゴ(Osprey)、カノコバト(Spotted Dove)、チョウショウバト(Zebra Dove)、シマキンパラ(Scaly-breasted Munia)、ハチクイ(Rainbow Bee-eater)、モリツバメ(White-breasted Woodswallow)、ヨコフリオウギビタキも観察できた。
一休みした広い公園でテリオウチュウ(Spangled Drongo)らしき姿を観察、これなら昨日の夕方ケアンズの街中でたくさん見たなぁと油断し、よく観察しなかった。それっぽい姿を見たのは、ここだけだった。
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