☆★☆ 座間味ホエールウォッチング(沖縄) ☆★☆  ['95/03下]

 チャレンジャー:まぐぴとその家族(妻、2歳6ヶ月の男の子)


 最初にホエールウォッチングに行ったのは9日でした。
 当日は風が少々あり、座間味へ向かう船が出る港、北泊港(だったかな?) から海のほうを見ると、小さな白波が立っていました。
 事前の電話予約で「ホエールウォッチングの中止か否かは、座間味丸(座間味へ向かう船)の事務所へ聞いてもらえればわかる」と言われてましたので、 今日の様子を聞いたところ、「大丈夫です」と軽く言われました。まさか 、出港か欠航かの返事だったのかな...(-0-;

 後にわかるのですが、座間味に確認しなかったのが失敗でした。
 本島9:00出港、10:15分座間味着でした。
 途中、1度船が停止し、関係者がクジラを捜すようなそぶりを見せました。
 さすが、ホエールウォッチングの本場と思いました。

 と・・こ・・ろ・・が・・・・・

 ホエールウォッチング協会へツアー参加の手続きに行ったところ、「今日は波が高く、現在のところ、クジラは確認されてません、見られる確率はほとんどありませんが、要望があれば船を出します」とのこと。
 そこには、我が家を含めて、15人弱の人が申込に来ていました。
 みんな「せっかく来たのだから」ということで、予定より30分遅れの11:00出港しました。船は、本島〜座間味間を就航しているクイーンざまみで す。2時間、波にもまれながら、海を捜しましたが、鯨類は全く確認できませ んでした。

 往復の船も合わせて4時間半、費用約2万(大人×2)が無駄になりました.....(‥、)(・_;)(;_;)(T_T)(T-T)(T^T)。゚(T^T)゚。


 次にホエールウォッチングに行ったのは、クジラが見られなかった場合の予 備日にしていた11日でした。前の日から天気予想などを見て、考えに考え抜 いたすえの2回目のトライでした。このお陰で、山原方面のバードウォッチグ プランをキャンセル、惜しかったな..ヤンバルの固有種が...(j_j)
 その日は風もなく、曇り時々晴れの絶好のホエールウォッチング日和でした。
 どんな天気がいいのか、わかりませんが?

と・・こ・・ろ・・が・・・・・

 運悪く、座間味行き船が満席とのこと。
 よく考えて見たら今日は土曜日、港は観光客で一杯、悔やんでみても後のま つり・・・・・・・!
 すっかり休みボケで曜日感覚をなくしていました。

 座間味のホエールウォッチング協会へ電話したところ、「今日は海も穏やかで、ツアーの空きもあるし、クジラも確認されてる」という回答。
 ふと観光案内のパンフレットを見たら、渡嘉敷諸島(座間味島がある諸島) に本島から飛行機が出ている。空港のある島から座間味島までの連絡船の時刻 を検討した結果、交通費はかなり高いが、可能であることがわかりました。
 散々悩んだ結果「キャンセル待ちにもれたら、挑戦する」ことにしました。
 運を天に任せて、キャンセル待ち状態!

 キャンセル待ちがどんどん呼ばれていき、最後の最後にまぐぴファミリーが 呼ばれました。もう、鯨は見たも同然の気持ちになりました。
 いや、本当にうれしかった..............(^^)_VV

 2日前に行なったので、簡単にホエールウォッチング協会でツアー参加手続 きを済し、10:30いざ出港!
 船の中でホエールウォッチングの用語などの説明を受けている間に、現場へ 到着、時間は30分少々だったと思います。
 ここで今の時期見られるのは「ザトウクジラとシワハイルカ」だと説明があ りました。


潮を吹くザトウクジラ 右側へ泳いでいる
 その後、数分後「ブロー発見」と係員、ウォッチャーがどっと船の片側へ!  「げ!船がひっくりかえるかもしれない」と思いました。
 これが2回ぐらい続き、しばらく沈黙・・・・・・・・・・・・・・・・
 まぐぴ夫婦は「これで終わりかな? 2日前のと合わせて、ブロー2つで一 人2万、ホエールウォッチングってこんなものなのかな」と話す。
 そうしている間に、またまたブローが発見され、ペダンクルアーチ、フルー クアップ・ダウン、ペダンクルスラップのオンパレード、いや感動した。
 ダイナミックなブリーチングこそ見られませんでしたが、係員いわく、「み なさんは、すごく運のいい人たちです」だそうです。
 一番近いのは、すぐ船の脇まで来て、あわてて300ミリのズームで写真を 撮り、はみ出してしまう始末。
 あっという間の1時間半でした。
 見られたのはザトウクジラ2頭プラスでした。

潜るザトウクジラ 尾びれが見える
 他、クルーザーや漁船が数隻、ホエールウォッチングを行なっていました。
 数十人が数隻の船で、1つのブローを捜して、海面を見つめる、一種独特の雰囲気です。

 まぐファミリーはザトウクジラに感動、酔いしれて、帰路につきました。宿 に帰って、沖縄郷土料理に舌鼓を打ち、オリオンビールで乾杯したことは言う までもありません。


★ ツアー情報 ★

 内容は、ホエールウォッチング協会のパンフレット引用+αです。

 シーズン:1月〜4月(ピーク2、3月)
 見られる鯨類:ザトウクジラ、オキゴンドウ、シワハイルカ

 ウォッチング方法その1:
  定期船「クイーンざまみ」を利用(107t,90名乗り)
  2、3月の火、木、土、日に1日2回出港
 ウォッチング方法その2:
  小型船舶を利用
  1月〜4月の間、協会所属の小型船舶が座間味港から随時出港
 小さいこども連れの場合は、方法1ほうがお勧めだと思います
 臨場感を味わいたければ、方法2かな
 料金:\4,000(その1)、\5,000(その2)

 予約問い合わせ:座間味ホエールウォッチング協会/TEL:098-987-2277

 その他: ・本島〜座間味間交通
 船の予約(TEL:098-868-4567)
 クイーンざまみ(高速船)往復で¥5,090
 座間味丸(高速船より1時間ぐらい余計にかかる)が片道\750だったと思います
 飛行機の予約(TEL 098-869-7111)
 確か片道\5〜6,000ぐらい
・座間味役場(TEL:098-987-2311)
・島内の交通
 バス、タクシーはありません。
 ガイドブック、役場への問い合わせでもないと言われましたが、レンタカーがありました。が、結構値段が高く、台数も少ないです。確か1時間で\3,000だったと記憶してます。

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