★ ウォッチング ★ ['01/05/04]

ウォッチング船
 約2時間、海原をクジラを求めてさまよったが、クジラは影も形もなし。。゚(T^T)゚。

 船長さんの話では、数日前の大雨で海が濁り、かつ波が高めのためなかなか見つからないとのこと。どんぶらこっこ(揺れ)、さぶさぶ(潮をかぶる)...((。O゚)))(((゚O。)))...このままハズレで.....明日の乗船かなと脳裏をかすめた。酔い気味だったので、明日も乗るのは辛いなぁと考え始めた......(-x-;

 海の色は鉛色、下船後地元の人から聞いた話では、高知の海は普通は青い、ここ数日は異常ということだった...はやり濁っていたよう。土佐の海はまっこと青かったと書きたかったが...(^Q^)

 左写真は、もちろん船上から他船を撮ったもの....=^^=

ハナゴンドウの噴気孔  10:30頃、船長よりゴンドウクジラというアナウンスあり。
 ハナゴンドウ(4+)が、数回頭を見せながら泳ぐのを観察することができた.....\(^◇^)/
 すかさず、300ミリで数枚撮影、現像後背鰭がちらっと、噴気孔(左写真)が写っていた。他の船(2〜3隻)が駆けつけたが、たぶん見られなかったと思われる。

 その後、またひたすらニタリクジラを探す。波が高いため、時折しぶきをかぶり、ひどいときは頭から海水をかぶる。揺れ、しぶきがひどいため、子どもと妻は船内へ避難。交代で、私も時々船内に入る。その際、レーダーを覗きこんだら、航路は大方沖をくるくる回っていた。

 船外に出た時は、ひたすらスタンディングポーズでクジラを探した..(゚゚ )( 。。)...その甲斐?あって、アジサシ(1)、トウゾクカモメ(1) を観察することができた。

ニタリクジラの背びれ  11:00頃、船長の「クジラかもしれない」という声。数分後「間違いないクジラだ」と興奮した船長の声.....まもなく、背鰭が見え、ブリーチングを観察、喉、お腹の畝、お腹のピンク色もよく観察できた。  ( ^^)/▽▽\(^^ )

 続々と船が集まり、総勢15隻+-......30分強見え隠れするニタリクジラを堪能することができた。4+頭ぐらいいたと思われたが、後日クジラ確認情報を見たら、1頭と書かれていました、ブリーチング2回とも...え?本当に1頭だけだったのという疑問は残るものの、見られたということでよしかな。

「もう帰ってええかい」という船長の声。「もう少し」とは言ったものの、その後発見できず。12:10頃帰港。

 背びれの写真は、妻が撮影しました。

ニタリクジラに集まるツアー船
 帰港後、船長の何頭いましたか等、話を聞こうと思ったが、帰港後、アクシデント発生。船酔いぎみ?の若い女性が、岸に降り立つ際、バランスをくずして、港に転落..(*_*)..同行の男性は右往左往、船長が飛び込み、女性を救助。そんなわけで、船長と話はできませんでした。
 帰港途中、前日も乗船した女性から妻が聞いた情報によると、昨日もニタリクジラは見られたが、遠かったとのこと。イルカはたくさん見られたとか。イルカの種類はクジラ確認情報にマイルカ(50+-群れ)と書いてありました。


★ 結び ★

 うぅ〜ん、東北から高知は遠い、高知空港からも遠い。高知市の隣の隣、土佐市宇佐漁港(USAホエールウォッチング協会)は距離的にはいいかもしれません。ただし、大方町よりはニタリクジラへの遭遇率は低いようです。経験が浅いのか?またまた、海域のせいなのか?渋滞を避けるため、高知市から土佐くろしお鉄道を利用するというのも1つの手でしょうか。

 一説によると、大方のWWは、クジラを発見したという情報が流れると、ツアー船が船団を組むようにあちこちから集まり、クジラに接近するのでマナーが悪いと言われているそうです。連休時期にあれだけの船が出るとなると、致し方ないのかもしれませんが、今後は検討して欲しいと思います。....m(_ _)m

 高知大方町のWWは最高です! ホエールウォッチャーなら1度は訪れることをお勧めします!


★ おまけ ★

大方町遊漁船主会 は、ウォッチング実施船隻数は56隻とのことで、予約なしで飛び込みでもなんとか乗船できるらしい
 今回、それらしき人がいた
・ニタリクジラの探し方は、主には潮吹きや背びれ、潜っていないときには上から見えたり、水面に波紋のようなものが見えたりするので、探すのであれば船長の背後に陣取り、大海原を探すのがいいかも
 ただし、発見後は、左右どちらに出てもいいように船首がベストらしい


★ バードウォッチング ★

【県  名】  高知県
【場  所】  大方町海上
【年月日】  2001年05月04日(金)
【時  刻】  8:00〜12:10
【天  候】 曇り時々晴れ  
【環  境】  海上
【観察種】  
   1.オオミズナギドリ          3.トウゾクカモメ(1)       5.ツバメ(1)
   2.トビ(1)                   4.アジサシ(1)
【コメント】
 とあるところから、海水の色が変わるところがあり(潮の目?)
 トビ、ツバメはその潮の目の内側、他の鳥は外側
 西方の宮崎県門川町ビロウ島がカンムリウミスズメの繁殖地らしいので期待したが見られず

 

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