★バードウォッチング&ホエラーズビレッジへ★('99/04/01) 明日はオアフへの移動日なので、事実上マウイ最後日。今日の予定は、カアナパリのホエラーズ・ビレッジとその途中の鳥見。マケナからカアナパリまでは、ハイウェイで約1時間らしい。早々に朝食を済まし、9:00頃レンタカーで出発。ワイレアの営業所へのレンタカーの返却が 15:30であるため、帰りの時間1時間を考えるとそうゆっくりもしていられない。
WHALERS VILLAGEの看板。 途中サトウキビ列車を横目に見ながら、10過ぎカアナパリ ホエラーズビレッジ着。
奥はクジラの博物館(HALE KOHOLA WHALE MUSEUM & WHALERS VILLAGE MUSEUMどちらも無料)とショッピングセンターがある。
クジラはメソニックス類(か節目)とよばれる陸上哺乳類から進化したと考えられている。ソニックス類は暁新世の中頃に出現した原始的な哺乳類で、体長(頭胴長)が約1.5mと推定されている。だいたいオオカミぐらいの大きさで、足にはあきらかに爪ではない蹄をもち、古代のテーチス海の水辺でくらしていたらしい。これらの仲間から、次第に水になじんだものがあらわれ、やがて原始的なクジラであるムカシクジラ類(原鯨亜科)に分かれていった。
ムカシクジラグループのうち、最古のクジラとして知られるのがパキケタスと命名されているムカシクジラの1種で、化石は1981年にパキスタンで発見された。化石としては頭骨と下顎骨が発見されただけだが、このクジラの歯にはメソニックス類とほかのムカシクジラ類の双方の特徴があらわれている。
Bule Whale(シロナガスクジラ)、Fin Whale(ナガスクジラ).....ここハワイに大勢やってくる Humpback Whale(ザトウクジラ)、Northen Whale(セミクジラ)などの模型が展示してあった。ボタンを押すと、ザトウクジラが採餌に行うバブルネットが見られるできるコーナーがあった。
正面は海で見かける姿、裏に回ると全身骨格、内臓の説明があった。前鰭はちゃんと指の骨が、後足の痕跡もよくわかった。
Sperm Whale(マッコウクジラ)、Killer Whale(シャチ)....Narwhal(イッカク)などが展示。イッカクの牙(♂の左側の歯)、マッコウクジラの下顎もあった。
その次にWHALERS VILLAGE MUSEUMへ行ったが、ここは捕鯨の歴史なのでさくっと見ただけ。 |