★オアフ島・マウイ島ホエールウォッチング★('99/03/30 PM)


 ホエールウォッチングツアーはホテルまで送迎付き、集合は玄関前に 12:55。ビーチでゆっくりしすぎたので、昼食はホテルのレストランのサンドウィッチに妻が買い出しに行った。時刻通り、ツアーのバスが迎えに来たが、妻が戻らない。運転手はほとんど日本語が話せないようなので、片言の英語で「妻がまだ来ないので待って欲しい」旨を伝える。
 他に当ホテルからの参加は、外人さん数人組。途中ワイレアで、孫連れと思われる3人組。ツアーボートが出るマアラエアへ向かう。所用時間45分ぐらい。途中、バスの窓から Kealia Pond(池?沼?)でカモの仲間、バンの仲間、クロエリセイタカシギを見かけるが、カモとバンは種類わからず。たぶん、ハワイガモ、アメリカオオバンのような気がする。明日、レンタカーでカアナパリへ行く途中ゆっくり見ようと思った。

 約1時間弱でマアラエアへ着くと、そこは帽子を飛ばされそうな強風。待つこと十数分、やっとツアーボートがやって来た。船は双胴船で、うわさによると双胴船は波があってもそれに乗るのであまり揺れないらしい。

 ツアー参加者は、日本人(と思われる)15名程度、それ以外20名前後。ウォッチングポイントへ向かう途中、後方では日本人ガイド、少し遅れて前方では英語でホエールウォッチングの醍醐味の説明があった。

 左&左下写真は、参加したツアーカタログ


 説明内容([]内は小道具)
 ・髭クジラ[ザトウクジラ]と歯クジラ[シャチ]の違い.....ザトウクジラの模型は我が家と同じもの.....\(^◇^)/
 ・子ザトウクジラを大きさ[原寸台に切った布]
 ・餌[瓶詰めのオキアミ]
 ・歌[録音テープ]
 ・ハワイのザトウクジラは、繁殖のためにやってくる。
  ハワイにやってくるのは、繁殖に適した浅瀬があるから。
 ・クジラ発見は、船首に向かって時計の時間でお知らせする
 などなど

 その間、船はAMに見られたというポイントへ向かう。
 まもなく「AMに出たポイントに着いた」というアナウンスがあったが、どうもなかなか見つけられないらしい。十数分まっただろうか。突然、「ブロー!」の声。素早くその方向を見ると、背中と尾鰭が....尾鰭を高く上げるのは、潜る際に見せる行動。ガイドによると、AMと同じ場所なので同じ個体らしい。この個体は、10数分毎に浮上してくるので、皆さんそれまで待ちましょうとのこと。予言(?)通り、10数分後に再び浮上後、またまた潜ってしまった。3度目は、ブロー、背中、尾が何度か見られ、一同満足。正直行って、国内の主要ポイントをウォッチングしている我が家には物足りなかった。場所によっては時々潮をかぶるような状況、写真を撮るほど見れなかったのでなし。左は、オーシャンアクテビティのパンフレット、ホウェールウォチングと書いてあるが....=^^=

 帰りに、ガイドにいろいろ聞いたところ..........
・最盛期は、2月下旬〜3月上旬
 3月下旬になると、子クジラ同伴のメスと受精をしていない個体だけが残り、受胎した個体♂はアラスカへ帰ってしまっている
・この時期、マウイでのツアーはここマアラエアとカアナパリ、オアフからも出港しているがこちらは見られないことがある。やっぱりクジラを見るならマウイ
・この時期もブリーリング見られるが、個体数が減ってきているので、見られる確立は低い。見るなら最盛期がベスト
・マアラエアはハワイ諸島でも、1、2にを争う強風地帯
・「クジラがいる」=「餌がある」=「海鳥が沢山」は、ハワイでは成り立たない。アラスカで腹目一杯になってきて、ハワイでは一切食べないため。
 海鳥無だった!


 帰港途中、至近距離でアオウミガメ(左写真)が3頭見られた。
 これには、一同大満足。

 ホエールウォッチング所要時間約2時間、まあまあの成果ってとこかな。

 帰り道 Kealia Pondに「ウミガメ横断注意」(たぶん)標識が。道路は海際を走っているので、道路を横断して砂地に産卵するのだと思う。


 
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