【 伊豆沼 Bird Wathing Field Guide(迫町・若柳町・築館) 】


バードウォッチングに適した時期 1年中、特に秋〜春(10月〜3月)

 仙台市内から東北道車で約1時間の湖沼群です
 夏季はハス鑑賞、冬季は全国からのバードウォッチャーでにぎわいます。

 夏季は湖沼群でカイツブリ、バン、オオバンなどが、葦原ではオオヨシキリやコヨシキリ等が、秋から春はガン、カモ、ハクチョウが、厳冬期はオジロワシ、オオワシが観察できます
 春、秋は内陸性のシギ・チドリ類の仲間が観察できます。

【 周辺図(1/50000) 】

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 JR  JR仙台駅から東北本線下り乗車 新田駅下車約徒歩10分
 車  東北道築館ICまたは国道4号線築館町内より、伊豆沼方面の矢印あり 各所に駐車場または駐車可能

【 バードウォッチングデータ 】

10月〜3月  9月下旬になるとガンの一陣がやってくる。10月下〜11月上には越冬にやってくるガンが出そろう
 マガン、ヒシクイ、カリガネは定期的、シジュウカラガンが混じる場合も多い。
 10年以上前は、ハクガン、サカツラガンなども希にマガンの群れに交じってやってきていたが、最近の観察例はないらしい

 数が少ない種類はいるものの、時間を掛けて探すと日本に渡ってくるカモ類はほとんど観察できる

 厳冬期には、オジロワシが毎年、オオワシがほぼ毎年観察できる  周辺の林及び芦原では、シュジュウカラ等の仲間、キツツキの仲間、ホオジロの仲間を楽しむことができる。

 秋と春の渡りの時期は、ツルシギ、ハマシギ(越冬?)、希にオオハシシギやセイタカシギが観察できる

 夏 季   夏季は、カイツブリ、バン、オオバン等の水鳥、オオヨシキリ、コヨシキリ等が観察できると思うが、データなし

【 バードウォッチングモデルコース(詳細図) 】

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 【 P1 】
 シギ類(特に水の張った田圃)、カモ類、ハクチョウ類、マガン、サギ類、高い木には猛禽類、厳冬期には氷上にオジロワシやオオワシ
 【 P2 】
 カモ類、林や草地等で小鳥類
 【 P3 】
 カモ類、ガン類、水路にはカワセミやクイナ、葦原には小鳥類
 【 P4 】
 水田にガンの群れがいることがある
 【 P5 】
 カモ類(特にオオバン)、ハクチョウ類
 【 P6 】(車がないと厳しい)
 カモ類、ヒシクイなど
 【 P7 】(車がないと厳しい)
 シギ類、サギ類、ガン類、カモ類、葦原に小鳥類
 その昔まで、日の出と共に飛び立つ雁行が有名だったが、心無い人の行為により居着かなくなったらしい
 【 P8 】(車がないと厳しい)
 ここ数年の雁行のポイント
 北側の水田には、ガンの群れがいることがある

アフターバードウォッチング (1)伊豆沼がある3町に、3種類の博物館がある(地図上サンクチュアリーセン
ターと記述
 迫町(新田駅近く):淡水魚館(たぶん、伊豆沼に生息する魚の展示)
 築館町(内沼近く):昆虫館(伊豆沼に生息する昆虫類の展示が主)
 若柳町(沼北側) :野鳥館(伊豆沼に生息する野鳥類の展示が主)
(2)新田野鳥観察舎の途中にあるソーセージの店がお勧め
(3)宿泊は、P7近くのウェットランド交流館(TEL:0228-33-2831)
 新田駅前の本吉屋旅館(TEL:0220-28-2010)がある

    フィールドノート    (1)基本的に道路は農道であるため、地元車優先を心がけること         
(2)ガン類はカモ類よりも警戒するので驚かせないよう注意すること
(3)ガンのシーズン中、日本野鳥の会宮城県支部の探鳥会が開催される。


本ページ掲載の地図データは、[MapFan IV]収録のデータを使用しています。

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