バードウォッチングに適した時期 一年中、特に4〜6月、10〜12月

  水辺と山地の鳥が同時に見られる場所

 鶴岡市街地に程近く、ブナ林が残る高館山と、その裾に広がる上池・下池。県内屈指の探鳥地です。
 4〜6月は、いくつものコースがある高館山で山の鳥、10〜12月は、上池・下池で水辺の鳥を中心に観察できます。

【 周辺図(1/50000) 】

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 電 車  JR鶴岡駅−(路線バス)−菱津−(徒歩)−上池
 車  112号線を西方面へ。県道38号線を右折、第五中学校を左折 すると下池。上池は、112号線の加茂坂の手前で右折する。
どちらも、数台の駐車スペースあり。

【 バードウォッチングデータ 】

4〜6月  高館山では、オオルリ、キビタキ、クロツグミ、カラ類、センダイ ムシクイ、サンコウチョウ、サシバなどが見られる。 アカショウビンの声も聞こえる。渡りの時期なら、コマドリ、 クロジ、イスカ、オオマシコ、マミチャジナイなども。 ムギマキの記録もある。

 上池・下池では、カワセミ、バン、ヒクイナなどが見られる。 シマアジも見られる。  

 上池・下池では、サギ類が中心となる。

 高館山では、サメビタキ類、上池・下池では、シマアジ、ミサゴなどが見られる。

10月〜12月  上池・下池が中心になる。3万ともいわれるマガモを筆頭に、 コガモ、ヒドリガモ、オナガガモ、キンクロハジロ、ホシハジロ、 カワアイサ、ミコアイサ、そして、目玉のトモエガモなどがいる。 トモエガモは多いときで、300羽程が観察できるが、数羽と いうこともある。近年は、ハクチョウ類、ガン類ともに増えている のも特徴だ。

 猛禽も多く、オオワシ、オジロワシ、オオタカ、ハイタカ、チュウヒ、 ハイイロチュヒ、チョウゲンボウなどがよく出る。

 カワウ、ダイサギ、アオサギ、クイナ、タゲリなどもいる。

 高館山では、カラ類、ケラ類、ミヤマホオジロなどの小鳥類が 見られる。  

【 バードウォッチングモデルコース(詳細図) 】

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季節はバードウォッチングデータを参照して下さい
 【 P1 】
 上池堤防
 オオハクチョウ、コハクチョウ、マガン、オオヒシクイ、オシドリ、 マガモ、カルガモ、コガモ、アメリカコガモ、トモエガモ、 ヨシガモ、ヒドリガモ、オナガガモ、シマアジ、ハシビロガモ、 ホシハジロ、キンクロハジロ、ミコアイサ、カワアイサ、 カイツブリ、ハジロカイツブリ、ダイサギ、チュウサギ、コサギ、 アオサギ、バン、オオバン、カワセミ、カワウ、 トビ、オジロワシ、オオワシ、オオタカ、ハイタカ、 ノスリ、サシバ、ハイイロチュウヒ、チュウヒ、チョウゲンボウ
 【 P2 】
 下池堤防
オオハクチョウ、コハクチョウ、マガモ、カルガモ、コガモ、 アメリカコガモ、トモエガモ、ヨシガモ、ヒドリガモ、 オナガガモ、シマアジ、ハシビロガモ、ホシハジロ、 キンクロハジロ、ミコアイサ、カイツブリ、ハジロカイツブリ、 ダイサギ、チュウサギ、コサギ、アオサギ、バン、オオバン、 カワセミ、トビ、オオワシ、オジロワシ、オオタカ、ハイタカ、 ノスリ、サシバ、ハイイロチュウヒ、チュウヒ、チョウゲンボウ、 タゲリ、タシギ
 【 P3 】
 カラ類、ケラ類、サメビタキ類、ホオジロ、カシラダカ、 ミヤマホオジロ、イカル、ウソ、シメ、ウグイス、ツグミ、 シロハラ、ジョウビタキ
 【 P4 】
 カラ類、ケラ類、サンショウクイ、コマドリ、ルリビタキ、 ジョウビタキ、トラツグミ、クロツグミ、シロハラ、 ツグミ、マミチャジナイ、ヤブサメ、ウグイス、 センダイムシクイ、キクイタダキ、キビタキ、オオルリ、 ムギマキ、コサメビタキ、サンコウチョウ、メジロ、 アオジ、ノジコ、クロジ、ミヤマホオジロ、アトリ、マヒワ、 オオマシコ、イスカ、ウソ、イカル、シメ、フクロウ、 ツツドリ、アカショウビン、オオタカ

アフターバードウォッチング (1)海沿いの加茂水族館にはラッコなどがいる
 夏は、建物にコシアカツバメが営巣する
(2)お盆ころには、鶴岡名産「だだちゃ豆(枝豆)」が市内店頭に並ぶ
 7号線沿いの物産館には、「だだちゃ豆アイス」があり、人気
(3)「麦きり」も有名。下池近くの「寝覚屋半べぇ」はお勧め
(4)市役所近くに致道博物館がある

フィールドノート (1)上池・下池は、厳冬期凍結するので注意
(2)下池、大山公園などにトイレあり


本ページ掲載の地図データは、[MapFan IV]収録のデータを使用しています。
本ページは、鳥見人仕様簗ちゃんの協力により作成しています

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